講談社「エソラ」esora vol12

 講談社の文芸誌・小説現代特別編集「エソラ」12号

目次まわりと各小説の扉を担当しております。今回で3号目になります。
ブルーにペリカンの表紙が涼しげです!
10号、11号と発行の季節に合ったテーマで描いておりますが、今回は夏の海辺です!
おだやかで楽しい夏の思い出の情景と小物を描きました。
目次のページ
今回は、6つの小説と、漫画がふたつ入っています。
執筆者紹介ページ
各小説の扉用に描いた、夏の小物たちです。
そして目次の一枚。
パラソルたち。
夏色のエソラ、書店でお見かけの際には、是非ご覧になってみてください!
『esora』12号
講談社
D  鈴木貴之さん(e carina)

ショートトリップ

 

写真はただいま制作中の立体。まだまだ未完成、これからです!
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夏の週末ショートトリップ、10年ぶりくらいの軽井沢へ。どこを見ても植物がのびのび育っていて、大自然にかこまれてきました。
軽井沢町長倉にある、「ムーゼの森」
エルツおもちゃ博物館の前の植え込みには、緑がたくさん。どれもスクスクと背が高く、花の大きさも東京の倍くらいあるような・・・。小動物が飛び出してきそうでした!
エルツおもちゃ博物館にて、ドイツの手仕事・木製ひよこ。手の平にすっぽりおさまるサイズです。
博物館の建物には、木製の大きな操り人形(?)や動物のおもちゃが置いてあります。右の人形、身長が80センチくらいあった気がします。うさぎも案外大きく、40センチくらいの背の高さ。どれも、目のペイントに白い色が入っていて、キラっとした瞳が魅力的でした。
ムーゼの森から少し離れたところにあるのが、塩沢湖を中心としたタリアセンの森。レイモンペイネの美術館や、フランス文学者の朝吹登水子さんの別荘を移築した場所もあり、とても広くて開放的。一日のんびりすごせてしまいそう。
湖のむこうには針葉樹の林が広がって、なんだか外国にいるみたいでした。ボートが優雅。
湖にはこんな風に、木のブリッジがかかっていたり。「くまのプーさん」絵本にでてくるプーの橋みたい。
森の近くにあるタリアセンコーヒーのお店で買った豆、「KALOSSI TORAJA」
煙突のようなパッケージに惹かれます。すっきりして美味しい珈琲です!
夜に散歩した旧軽井沢にて。レースやさんのウィンドウにあった、懐かしいレース編み。
夏のおもいで、ポロポロポロ

かざぐるま、つくりました!

 自由が丘、アトリエ・ドゥーディマンシュさんでの「かざぐるまをつくろう」ワークショップ、無事に終了致しました。

ご参加くださったみなさま、本当にどうもありがとうございました!!
片面が乾くまで時間がかかったりするなかで、集まってくれたこどもたちがみんな、長時間集中力と想像力をたやさないでいてくれ、お母さん方もたくさんのアイディアをだして一緒になって作ってくださって
「たのしかった」という言葉や、笑顔に本当に心から感謝です。
皆でもちよった画材たち
「なにを描こう」と悩む仕草や、「描くもの思いついた!」とうれしそうな表情、かざぐるまを飾るみんなは、夢中で真剣なまなざしです。
そしてこんな素敵な作品になりました!

みんなのお家で風車たち、くるくるくるまわっているでしょうか。この夏、たくさん風をきって、まわしてもらえていたら嬉しいです。
平澤朋子さんのブログ(☆←click please!)にて、参加者みなさんのかざぐるまが綺麗にアップされておりますので、そちらを是非ご覧下さい!
発案者の平澤さん、大場さん、そして一緒に濃い時間をすごせた、北原さん、田口さん、蓑島さん、ミヤタさん、どうもありがとうございます!
そして、場所をご提供くださり、貴重な休日にもかかわらず一緒に時間を過ごして下さったアトリエ・ドゥーディマンシュのみなさま、どうもありがとうございました。

hakoのなかに

 はこのなかには・・・

コンニチハ
紙とはまたちがうものに描くのも面白いです。
世田谷パブリックシアターで上演中の「ベッジ・パードン」みてきました。
当日券、しかも久し振りの立ち見でしたが、本当に面白かった!!
三谷幸喜さん作、演出の、おもしろくて、ほんのりせつない物語です。
夏目漱石がイギリスに留学していたときの逸話をからめたフィクション。面白いシーンでたくさん笑って、でもふっとシリアスなところが自然に顔をだしてきて、ハートをがっしりとつかまれました。5人のお芝居ですが、それぞれのキャラクターがみんな人間らしくてきゅんとします。
「I beg your pardon? 」がなまって「bedge pardon?」にきこえたことから、漱石がお手伝いのアニーにつけたあだ名が「ベッジ・パードン」。実在の女性のようで、当時の漱石の日記や手紙に度々登場するのだそうです。
それにしても。浅野和之さん、おじいさんから貴婦人から愛犬まで、ひとり11役、すごい。手足が長くて、ルパン3世みたいでした!

かざぐるまワークショップのおしらせ☆

 久し振りの更新となってしまいごめんなさい・・・。
今回はワークショップのおしらせです!

8月2日(火)、自由が丘の美容室、アトリエ・デゥ・ディマンシュさんをお借りして「カラフルかざぐるまを作ろう!」というワークショップに参加します。
イラストレーターの平澤朋子さん大場綾さんが企画されたこのワークショップ、縁あってわたしも呼んでいただいきました。
以下、チラシとワークショップの詳細は、平澤さんのブログよりコピーさせていただきます。
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日時 : 8月2日火曜日 13時から16時

場所 : アトリエ・ドゥー・ディマンシュ 
   東京都世田谷区奥沢7-3-2

参加費 : 300円

対象年齢 : 4才から(小学1年生以下のお子様は、保護者同伴でお願いいたします。)

定員 : 10名(現在4名の空きがございます)

持ち物 : 特にありません。水彩絵の具を使うので汚れてもいい服装でお越しくださいね。

申し込み、質問などは、お店ではなく
dessin-er@nifty.com (平澤)までご連絡ください!
(申し込みの際、保護者の方のお名前、連絡先、お子様のお名前、人数、年齢をお書きください)

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以上です!

こんな感じで正方形の紙に自由に絵を描いた紙が・・・

かわいいかざぐるまに変身します☆



本当によくまわるのです!クリップ付きなので、いろいろなところのに挟めて、お部屋に飾っても可愛いですよね。
平澤さんも大場さんも、普段ドゥーディマンシュさんでカットをしているそうで、とても素敵な空間とのこと。
みんなに楽しんでもらえる夏の一日になるように、いい働きをしたいものです、がんばります!