OPAギャラリーでのグループ展「花に聞く vol.20」 チューリップが、会期終了いたしました。
ご来場くださったみなさま、心にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
このグループ展では、作品1点と、それにまつわるエピソードが書かれたパネルが展示されるのですが、文章を読みながらそれぞれの作家さんの作品と向き合えて、良い時間をすごすことができました。
今回の出展作品と文章を、こちらでも掲載させていただきます
タイトル「ひらり・ふわり」
“ピンク色のチューリップを見ると思い出す光景がある。
北フランス、ジヴェルニーの街にある、印象派の画家クロード・モネの庭。
春の陽を受け空に向かってふわりと咲く、たくさんのピンクのチューリップ。
お花を包み守るように優しく躍るグリーンの葉に彩られ、きらきら光るたくさんのピンク色。
あの時のあの瑞々しいピンクとグリーン、忘れられないな…これから先も忘れたくないな…。
訪れるみんなが笑顔で花を愛でるあの平穏な光景が、たゆまず続きますように。”
お花やさんでみつけたピンク色のチューリップを見ながら、
十数年前、ジヴェルニーで過ごした時間に想いを馳せつつ描きました。
今回、ご案内の葉書の絵をご依頼いただきましたので、手のひらサイズの葉書としてお手元に届いた際に、ほんのり、ふわっと いいなぁ と思っていただける内容にしたいな・・・という気持ちも大きかったです。
いつもながら、丁寧な美しい手作業でマットに装飾をして下さった、額縁のせんび様にも、心から感謝です。
そして企画にお声がけいただいたOPAギャラリー様、ご一緒させていただいた出展者の皆様、どうもありがとうございました。
今年は11月に、同じくOPAギャラリーにて個展の開催を予定しております。
そちらに向けても、こつこつ進んでいきたいです。
どうもありがとうございました!
桜とともに、新芽の美しい季節ですね。藤棚の藤も、少しずつ成長していました。