今年もこの季節がやってきました。
みなさま穏やかであたたかなクリスマスをお迎えください!
12月に入り、急に寒くなりました、ここのところの雪の降り方も心配ですね。。
今年1年をかけて、4冊シリーズで出版されておりましたお料理絵本の最終巻・冬の巻が発売となっております。
アリス館より発売中の、濱田美里さんのご著書『いっしょにつくろう!季節をたべる冬の保存食・行事食』今回もレシピページをはじめ一冊まるごと挿絵・描き文字など担当いたしました。
冬は、レギュラーキャラクターの男の子と女の子に加え、動物は、イヌの男の子とネコの女の子が登場です。(ソリで遊んでいますが、ちゃんとお料理頑張ってもらっていますよ!)
保存食は、大根・白菜といった今が旬の野菜を使ったお漬物や、ゆず・きんかん等の甘味、鮭フレークやいくらの醤油漬けも載っています。行事食は、クリスマスのシュトーレン、お正月のおせち料理、節分のお料理と、盛りだくさんです!
取材も含めますと、1年半以上かけて、皆で一緒に歩いてきたシリーズです。大人もこどもも関係なく、楽しみながら見て、学んで、つくっていただけるものになっているのでは・・・と思っています。チームの一員として協力させていただけたこと、楽しく進められたこと、たくさん助けていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
もう、今年もラスト1ヶ月をきりました。お家で過ごすあたたかなシーズンにぴったりな冬の本ですので、書店でお見かけの際には是非ご覧くださいませ。
『いっしょにつくろう!季節をたべる冬の保存食・行事食』
濱田美里 著
発行 アリス館
撮影/山下コウ太 スタイリング/石川美和子 お料理アシスタント/松本真紀 ブックデザイン/田辺卓 編集/湯浅さやか 山田玲子
OPAギャラリーでの個展 “Bonheur” が、 昨日無事に終了いたしました。
お天気に恵まれた日もあれば冷たい雨もありましたが、短い期間の中、お時間を見つけてお運び下さった皆様・心にかけて下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。
師走へと向かうこの時期に個展をするのは初めてでしたので、会場内を春・夏・秋・冬と季節のめぐりが感じられるようにして、あたたかな一年を思う空間にしたいな、という想いは念頭にありましたが、それ以外はあまりテーマを絞らずに、その時その時描きたいなと思ったモチーフや世界を描きためながら、ゆっくりコツコツと準備をしてきました。
いつくかお写真を載せますので、ぜひご覧ください。
ホームページ内でもひとつひとつ絵を見ていただけるよう作業を進めておりますので、また近いうちにアップしたいと思います。
昨日の寒さとはうってかわり、今日は気持ちの良い日和ですね。
洗濯物がしっかり乾いてスバラシイです!
11月30日に発行となる書籍『セルフコンパッション あるがままの自分を受け入れる』のカバー装画に絵をご使用いただきました。
セルフ・コンパッションとは、”慈悲の心” “自分で自分を大事にする”という考え方なのだそうで、その提唱者であるテキサス大学の先生の本を臨床心理士の先生方が訳されたものです。
自分のマイナスに思われる面や体験・経験を自覚し認めた上でそのままの自分を大切にしてみよう、という考え方が、著者のリアルな経験も交えながら書かれている専門書です。
表紙を開いて、扉はこんなイメージです。
帯のついたイメージです。
この絵を描いたのは少し前で、わたしの知人親子がモデルです。親としての無償の優しさや計り知れない責任感への尊敬と少しの憧れといった、その時のわたしの自然な気持ちが、漠然とですが入ったような気がしていた絵・・・・なのかもしれません。。。
A5サイズの並製本・ソフトカバーということもあり、本全体が柔らかく優しい仕上がりにデザインしていただいております!
もう少ししたら書店さんでも並ぶ予定ですので、お見かけの際には是非お手に取ってみられてください。
クリスティーン・ネフ著/石村郁夫・樫村正美 訳
発行:金剛出版
装丁:臼井新太郎装釘室