ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌『ムジカノーヴァ』にて
堀江真理子さんの執筆されている連載「フランス音楽を旅する」。
最新の11月号掲載の第9回は「フォーレのレクイエム」のお話です。
フランスでは11月がお墓参りのシーズンで、
この時期になると墓地はポットマムと呼ばれる、色とりどりの菊の花の鉢植えで彩られるのだそうです。
おだやかに包み込むようなフォーレのレクイエムと寄り添うような、
晩秋の晴れた日のあたたかな光を感じるような、そんなイメージで描きました。


『ムジカノーヴァ』「フランス音楽を旅する」連載挿絵
文:堀江真理子
発行・編集:音楽之友社
紅葉の季節を前に、秋の空気を感じながら・・・。

オリジナル作品のオーダーをいただき、お子さまのお誕生日の記念に、
額絵を製作いたしました。

タイトル:《めぐみの海 いつまでも》
サイズ:作品サイズ180mm×150mm/額サイズ272mm×222mm

お部屋にお花やアレンジメントを飾ったりすると、心に余裕や潤いがうまれるように、
絵が、ご依頼いただいた方の暮らしの時間のなかで、
そばに寄り添える存在のひとつとなれたら嬉しいなぁ…と思っています。
すてきな機会をいただき、ありがとうございました。
ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌『ムジカノーヴァ』にて
堀江真理子さんの執筆されている連載「フランス音楽を旅する」。
発売中の10月号掲載の、第8回目は「サティが暮らしたモンマルトル」です。
パリのモンマルトルの丘、サクレクール寺院に見守られる葡萄畑で毎年ひらかれている
ブドウ収穫祭の様子を描きました。
モンマルトルのブドウ収穫祭が始まったのは1934年だそうで、
挿絵では1930年代の収穫祭のイメージを描いています。


音楽の旅は、サティの手書きの踊るような楽譜と、シャルル・マルタンの挿絵による、
絵本のような曲集『スポーツと気晴らし』のお話です。
今年も、モンマルトルの葡萄畑では、収穫を待って葡萄たちが成長している頃でしょうか。
『ムジカノーヴァ』「フランス音楽を旅する」連載挿絵
ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌『ムジカノーヴァ』にて
堀江真理子さんの執筆されている連載「フランス音楽を旅する」。
8月号掲載の第6回目は、南仏・ラングドック地方に生まれ、
故郷の自然や素朴な生活を音楽で描いた作曲家、デオダ・ド・セヴラックが取り上げられています。
挿絵は、ラングドックの夏のヒマワリ畑のイメージを。

一度だけ、夏に訪ねたラングドック地方の、車窓から見た一面の向日葵畑を思い出しながら描きました。



そして最新の9月号は、パリ万博で人々を魅了したシンフォニックオルガンと、
作曲家はサン=サーンスにまつわるお話です。
挿絵は、パリのノートルダム大聖堂やマドレーヌ寺院にあるような、壮大なシンフォニック・オルガンを描きました。


次回のフランス音楽の旅も、どうぞお楽しみに♪
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さらに、9月号では、ポスター付録「ヴィジュアル音楽史」にて、これまでの挿絵と新しく描いたものを含め30点ほど挿絵を掲載いただきました。
古代から近現代に至るまでの音楽史を軸に、西洋史、日本史までも一望できる大型のポスターになります。
ひとつの興味から、いろいろなことを知って心の関心が広がっていく。
そんな一つのきっかけとなれば、嬉しい限りです。



『ムジカノーヴァ』「フランス音楽を旅する」連載挿絵
『ムジカノーヴァ』9月号 特別付録ポスター「ヴィジュアル音楽史」
監修:湯浅玲子
発行・編集:音楽之友社
7月中旬に発売となる書籍、北村智恵さんの執筆された『プロの常識 ピアノを教えるための全10章』のカバー表紙絵と、本文挿絵を担当致しました。



青々とした葉っぱの、大きな樹を主人公に。原画は、こんなイメージです。
本文の挿絵もところどころに。

200ページをこえる、内容のぎゅっとつまった一冊です。
ピアノを教えていらっしゃる方、指導者を志していらっしゃる方のお手元に届いていきますように!

『プロの常識 ピアノを教えるための全10章』
北村智恵・著
カバー装丁:光本順一
発行:音楽之友社