ひきつづき・・・ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』で連載中のとじ込み付録「音楽地図」
10月号に掲載された第3回目は、ドイツの絵地図です。

ロマンチック街道の路線図とノイシュヴァンシュタイン城、雄大なドナウ河

シュヴァルツバルト(黒い森)にローレライ、鳩時計、ケルンの大聖堂に、バッハゆかりのオルガンのある聖トーマス教会

バイロイト祝祭劇場にブランデンブルク門、ビールの祭典・オクトーバーフェスト

いまのところ、次号12月号分まで描きあがっているのですが、それぞれの国によって、毎回トーンというか、肌合いが全く違うのがとても面白いです。
使用する配色が国によって違うこともあって、同じグレーを使っていても、フランスはふわっと柔らかい雰囲気を感じていたのに対して、ドイツでは少し堅い重厚なイメージがのってきたり・・・描きながら毎回発見があります。
それぞれの国によって”この色よく使うな”というテーマカラー的なものも見えてきたり・・・
もうしばらく連載は続きそうですので、どうぞお楽しみください・・・!
『ムジカノーヴァ』とじ込み付録「音楽地図」(監修:湯浅玲子/隔月連載)
第3回 ドイツ
発行:音楽之友社
ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』で連載中のとじ込み付録「音楽地図」
8月号に掲載された第2回目は、フランスの絵地図でした。

宮廷舞踊、17-18世紀に流行したバグパイプ・ミュゼット、太陽王と呼ばれたルイ14世、フランス革命

パイプオルガンにシャンソン、オペラ座

ヴェルサイユ宮殿、ナポレオン、パリのエッフェル塔にアルルの闘牛場、アヴィニョンの跳ね橋

歴史を題材にした・華やかかつ重ための挿絵も多かったのですが、、、フランスのものは何を描いても、不思議と軽やかなイメージをまとうような気がします。
『ムジカノーヴァ』とじ込み付録「音楽地図」(監修:湯浅玲子/隔月連載)
第2回 フランス
発行:音楽之友社
神奈川県と、慶應義塾大学・教養研究センターとが主催の公開講座『文化としての病と老い』ポスターとちらしのためのイラストレーションを担当いたしました。


昨年度は「病」を中心に、今年度は「老い」を中心に、10月から12月まで全6回の講演とワークショップで構成されています。
私たちが誰しも経験する「病」や「老い」を積極的にとらえ・かつ正面から向き合うことで、生きることの価値を見つめなおす、という講座趣旨をうけ、落ち着いたトーンのグリーンを基調に、街と・鳥と自然と、わたしたちの日常をとりまいているものたちを登場させました。
文字情報の多い媒体でしたが、色や少しの絵で、視覚的にやわらかさがプラスされると良いな〜と思っています。
大学構内や公共施設などで、みなさんの目にとまると嬉しいです。
神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア講座 「文化としての病と老い」ちらし・ポスター用イラストレーション
発行:慶應義塾大学教養研究センター 神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア講座 事務局
お知らせ記事をもうひとつ…。
全国のHottoMotto各店舗にて発売中の飲料水5種のボトルパッケージに、イラストレーションを描いております。
緑茶、烏龍茶、ほうじ茶、天然水、はと麦茶の5種類のリニューアルパッケージです。







500mlのペットボトルが基本ですが、紙パックの緑茶や、350mlのタイプも随時発売の予定です。
こちらでは、お茶のタイトルの入っている面のみを載せましたが、実際はボトルの4面にぐるっと絵が入ったデザインです。
こちらのページにて、4面の写真をご覧いただけます。

緑茶は昼間の茶畑のイメージを。

烏龍茶は中国のイメージを。

ほうじ茶は夕暮れの茶畑を。

天然水はさわやかな清流を。

はと麦茶は、他4種と少々イメージを変えて。
4面ともに絵を楽しんでいただけるような、ほっこりしたデザインを施していただきました。立ち寄った店舗では、2列並べて違う絵の面を出して下さっていたりして、嬉しく拝見しました♪
お手に取っていただいた方に、ほんのり和やかな気持ちになっていただけたらなぁ・・・と願っております♪
HottoMotto 飲料水5種パッケージイラストレーション
クライアント:プレナス
クリエイティブディレクター:多村修(アサツーディ・ケイ)
アートディレクター:三木香(ミックデザインワークス)
コピーライター:秋山智憲(日本デザインセンター)
グラフィックデザイナー:榎田泰雄/立石竜馬/中島絵美(n + n)
ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』現在発売中の6月号より、隔月で新しい連載が始まりました。
「音楽地図」という、毎回ひとつの国をピックアップし、その国ならではの音楽の歴史が学べる絵地図です。
第1回目は、オーストリア。それぞれの絵に、監修の湯浅玲子先生の解説つきです。
音楽のお教室にはりだせるよう、とじ込み付録の形になっています。


左上から時計回りに、ウィーン少年合唱団・ヨハンシュトラウス2世・シェーンブルン宮殿・オペレッタ

ギャロップ・ウィンナワルツ・ウィーン国立歌劇場

アルプス地方発祥の弦楽器ツィターと、アルプスのイメージ

エーデルワイスとドナウ川
初めて知るものもありましたが、誰もが一度は見聞きしたりイメージしたことのあるものも沢山です。解説と合わせてイメージが広がっていくものにできるよう、描いていきたいなと思っています。
第2回の国はフランス、8月号に掲載予定です♪
『ムジカノーヴァ』とじ込み付録「音楽地図」(監修:湯浅玲子/隔月連載)
第1回 オーストリア
発行:音楽之友社