日本看護協会出版会より出版されている看護エッセイシリーズ『Nature of Nursing』の創刊のうちの1冊、渡辺和子さんの著作『現代の忘れもの』のカバー装画を担当致しました。眞壁伍郎さんの著作と同じシリーズです。
なにか自分を見失いそうになってしまった時、これからきっと様々な場面で、たくさんの方の心に寄り添ってくれるご本のように感じています。
カバーの絵の風景は、南フランスのアルビという小さな街の・ロートレック美術館から見た情景がもとになっています。本当に美しくて「天国はこんなところなのかなぁ」と思いながらみていた場所です。

帯なしです。

表4のワンポイント。

扉です。

『Nature of nursing』シリーズ、背にもそれぞれワンポイントで絵を入れていただいております。

『現代の忘れもの』
渡辺和子・著
発行:株式会社日本看護協会出版会
装丁:臼井新太郎
日本看護協会出版会より出版されている看護エッセイの新シリーズ「Nature of Nursing」、眞壁伍郎さんの著作『いのちに寄り添うひとへ 看護の原点にあるもの』のカバー装画を担当致しました。
長年、看護・医療・教育に携わられ”新潟いのちの電話”の創設にも関わられてこられた眞壁さんの文章は、看護の世界に身を置く方やそれを志す方のみならず、どんな方の心にも響いてくるように思います。
カバーの絵は、フランス南部のカルカソンヌの街でみた景色からイメージしたものです。夏の強い陽射しに照らされた木々の緑は力強く、光輝くような色彩が印象的でした。

帯なしです。

表4にはワンポイントで静物を描きました。

扉です。

『いのちに寄り添うひとへ 看護の原点にあるもの』
眞壁伍郎・著
発行:株式会社日本看護協会出版会
装丁:臼井新太郎
ピアノを教える方・学んでいる方のための雑誌『ムジカノーヴァ』にて
7月号からの新連載、江口文子さんの”ムジカをめぐる旅”の挿絵を担当致します。
バロック以前の音楽史をめぐる連載です。初回は、9世紀のイタリア・ラヴェンナの聖堂を描いています。
中世からの音楽史、とても新鮮です!

『ムジカノーヴァ』7月号「ムジカをめぐる旅(江口文子)」第1回
発行:音楽之友社
神戸の紅茶研究家・堀江敏樹さんの書かれた『紅茶屋のつぶやき』のなかで、いつくか挿絵を描いております。


本のスピンの色も紅茶色です!

紅茶の淹れ方のことや茶葉のこと、ひとつひとつの小さなエピソードがぎゅっとつまった1冊です。
つめたい紅茶が活躍しそうな、夏のような日差しですね・・・!
『紅茶屋のつぶやき』
堀江敏樹・著
発行:めこん
装丁:臼井新太郎
発売中の『詩とファンタジー』No.30 春翼号にて、もり みか さんの詩「声のリレー」のイラストレーションを描きました。

30号記念特集 ”おかあさんって、あったかい”のなかの一編です。
それぞれに違った、”母”へのあふれるような想いがちりばめられた特集です。
どうぞお手に取ってみられてください。
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3月のおわりに、芽を出していたスズラン。もうすぐ咲きそうです・・・!
みなさま、すてきな春を・・・。

『詩とファンタジー』No.30 春翼号
かまくら春秋社
デザイン:熊澤正人+末元朝子(パワーハウス)