『読んでおきたいとっておきの名作25』(発行:旺文社)にて、挿絵を担当致しました。
高校生を対象とした、文章を読む楽しさにふれられるような1冊です。海外文学、エッセイや小説、詩や古文といった様々なジャンルのよみものから厳選された25のお話を収録したアンソロジーとなっています。
わたしも、時代を超え、国を超えて、いろいろなジャンルの読み物の扉絵や挿絵を描きました。
『無名仮名人名簿』より「七色とんがらし」向田邦子・著
『忘れられた日本人』より「子供をさがす」宮本常一・著
『源氏物語』「若紫」紫式部・著
『風立ちぬ』堀辰雄・著
『庭仕事の愉しみ』より「木」ヘルマン・ヘッセ・著 岡田朝雄・訳
ものを読む楽しさ、世の中にはいろいろな感じ方、表現の仕方があるのだなと実感できそうな1冊です。
ここから、もっと読んでみたいな〜と他の読書のきっかけにもなれたら嬉しいので、夏休みのこの時期、若い方はもちろん沢山の方に読んでいただけたら良いなと思います。
今回の絵の原画は、ペンと水彩を使って、すっきりとしたイメージで描きました。
『読んでおきたいとっておきの名作25』
渡辺 憲司 編著/加藤 十握 編著/小林 実 編著/児玉 朝子 編著
発行:旺文社