Author Archives: minako fujita

ありがとうございました!

 OPAギャラリーでのグループ展「音楽のアイデア」17日に無事終了いたしました。

ご来場くださったみなさま、気にかけていただいた方、どうもありがとうございました!
同じひとつの曲から想像すること、本当に作家さんそれぞれで面白い企画だなぁと思いました。少し時間があいてしまって申し訳ないのですが、まずはブログにて御礼まで。
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パリのLes Galerise nationales du Grand Palaisにて、大々的なモネの回顧展が開催中のようです!
このサイトに展示のことが色々とのっていますが、作りがとても美しいですフラッシュ(?)が多いからか見られるまでに少し時間がかかりましたが、ビジュアルも音もすごく素敵。わーい、いいタイミンググランパレ、入ったことがないので今回訪れてみようと思います。

「音楽のアイデア」グループ展のお知らせ

 11月のグループ展のお知らせです(展示期間までこの記事がトップにでます)

「音楽のアイデア」
楽曲から思い描く21枚の絵
ショパン ノクターン 第2番変ホ長調 Op.9-2

21名の作家が、同じ曲を聴いて自由に描く展示です。テーマ曲は、ショパンの「ノクターンOp.9-2」
出展作家/浅羽容子 いざわ直子 石川のぞみ 大竹悦子 岡本かな子 甲斐瑞恵
君野可代子 熊本奈津子 小関祥子 高寄尚子 田尻真弓 辻恵 那須慶子 長谷川あきこ 早川靖子  藤田美菜子 保光敏将 山下アキ 山本恵未 ワタナベモトム わたべめぐみ(敬省略)


2010年11月12日(金)ー17日(水)
11:00AMー 7:00PM(最終日は5:00PM)
オープニングパーティー 12日(金)6:00PMー 8:00PM
今回私はDMの絵を描かせていただいています。
ご来場いただけましたら嬉しいです!
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久々にどうしても観たかった映画「プチ・ニコラ」
ルネ・ゴシニのストーリーに、ジャン・ジャック・サンペの描く挿絵。フランスで生まれた大人気絵本の実写映画です。
物語も、ニコラも、ニコラの友達たちも、パパもママも先生も、初めから終わりまでとってもキュート☆愛すべき映画でした。気がついたら、映画館で見ていたこどももおとなもみんな一緒に笑っていて、それってすごいことだと思います!子どもの方が正直で合理的だったり、大人のなかの子どもな部分がみえたり、懐かしかったり自分が親になることを想像したり・・・わーたのしかったのです。

アパート装飾、完成しました

 前の記事に引き続き・・・アパート装飾を完成させてきました。

この日は、筆を持っていったので、街並や鳥など、細かい部分も描けました。
脚立にのって、街並のところからはじめます。
階段の途中の部分は明るめの色で植物たちを・・・
一番上の絵柄です
作業中、トンボが絵の葉っぱにとまってくれたので、嬉しくて激写(笑)
そして完成・・・!らせん状に階段がついている建物だったので、絵も自然と奥行き感がでて面白かったです。
雨も降らず、無事に作業を終えることができました。
作業中声を掛けて下さったみなさん、ありがとうございました
そして休日のところ、すみませんでした、感謝です。住人の方、絵に気がつかれた方に、ぱっと明るい気持になっていただけたら、と思っています

二子新地アパート装飾

 

二子新地にあるアパートの外壁に、管理人さんからのご依頼で装飾をさせていただいています。
水溶性のペンキ、刷毛、脚立を使っての作業・・・初めて扱う材料ばかりです。
下絵を見ながら、最初におそるおそる鳥をかきます・・・
ペンキは思ったよりも扱いやすく、混色もできて、安心しました。
一日で下の写真のところまで描き終わりました。
まだ未完成です。
階段部分や一番低いパートでも手が届かず、脚立を駆使しながら描いています。実は過去2回ほど高所から落ちたことがあり、もう一回落ちるとさすがに・・・と自分でも思っているので(笑)慎重にすすめました!
この週末を使えば完成できるかな、と思っています。管理人さん、住んでいるみなさん、ご近所のみなさん、もう少し、お世話かけますがよろしくお願いします
作業中に聴いていたのは、やっぱり好きなCDたち。
右から、
“Make this moment”  Inger Marie Gundersen
4月の個展の時にも会場で流していたもの。北欧出身の女性ボーカリストさんです。もともと、H.P.DECOのお店で流れていて、とっても良かったので店員さんにきいたアルバムです。
お知り合いが勤めている会社で応援しているアーティストさんで、最近教えてもらったばかりです。アメリカ西海岸出身の男女二人組。波の心地よい音が聞こえてきそうなのんびりサウンドで、気持いいです◎
フランス女優アンナ・カリーナの映画挿入歌CD。なにを歌ってもアンナ色です。

インスピレーション☆

最近、こどもが主人公の本をよく読んでいます。
子どもの頃にでた、岩波少年文庫創刊40周年記念の特装版。ウィリアム・モリスのカバーが素敵です。「みどりのゆび」はジャクリーヌ・デュエムの挿絵も楽しめて、これまで何度も読んできたバイブル。「クローディアの秘密」は十数年の時を経て、実は初めて読んだのですがとても面白かった!
「トムは真夜中の庭で」の中に、主人公が、お屋敷の塀にのって向こうの街を見渡す場面があります。そこを読んでいて、フランスのシャルトルという小さな町を思いだしました。大聖堂の裏庭の塀から、ちいさな旧市街が見渡せます。高い建物がなく、穏やかで空がひろく見えました。いいところだったなー。

最近の展示記録。
銀座グラフィックギャラリーでの「プッシュピン・パラダイム」
プッシュピンスタジオのイラストレーションのすごさに頭が飽和状態になりました・・・
感想がうまく言葉にならず・・・
庭園美術館の「香水瓶の世界」
小さくて可愛いもの好きにはたまりません 11月28日まで 
国立近代美術館「上村松園」展
表情や色合いが以前から好きでしたが、改めてたくさんの作品を見ると、構図や余白のとりかたがとても美しくて勉強になりました 10月17日まで
Bunkamuraザ・ミュージアム「フランダースの光」 
20世紀の初頭、ベルギーの都市にうまれた画家たちが田園の風景を求めて移り住んだ、フランダース地方の小さな村々の風景画にスポットを当てた展示です。
チラシの絵にもなっているエミール・クラウス、初めて知りましたが作品にひきこまれました!やっぱり風景画が大好きです。
きっとフランドルの光や草や空は、こんな風なんだろうな~と思う、気持のいい光の描写。
クラウスの絵がフランドルの光をあらわすように、ターナーの絵はイギリスのちょっと重たい空や空気を思わせるし、モネの描く風景はフランスのパリ近郊の明るさが漂っている気がします、描いた場所の空気を感じさせる技を身につけるってすごいことだと思います。。。
11月には今年最後のグループ展があります!今年の展示締めくくりに、いいものになるようがんばります