「JREAST」[3月春号]の表紙と扉絵に、絵をご使用いただきました。

春に長野県の小諸を歩いていて見上げた空を描いた絵です。

表1から表4まで、ぐるりと爽やかであたたかいデザインにしていただきました。

扉の目次ページにも・・・。

見上げた木々にこんなに緑の葉がそよぐのは、まだもう少し先ですが、お手にとられた方々に、柔らかなそよ風を感じて頂けますように。
おだやかな春の日は、もうすぐそこに・・・。
「JREAST」[3月春号]
クライアント:東日本旅客鉄道株式会社
編集・制作:株式会社ケイオフィス
アートディレクション:株式会社坂川事務所
デザイン:D.tribe
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ご近所のイチョウの樹も、まだまだ冬の装いですが、それでも鳥たちの大切な宿り木となっています
新しい葉っぱを見られる日が楽しみです。
ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』にて連載中の「楽器ミュージアム」2月号と3月号の挿絵です。
2月号は「コントラバス」、最新の3月号は弦楽器としてはラストで、「ハープ」でした。



次号からは木管楽器がはじまります・・・!どうぞお楽しみに◎
☆第1回からの挿絵はこちらからご覧いただけます。
http://minakofujita.com/type/magazine
『ムジカノーヴァ』11月号 〜 新連載「楽器ミュージアム」挿絵
文:湯浅玲子
発行:音楽之友社
祥伝社『小説NON』にて連載中の、大崎梢さんの書かれている『ドアを開けたら』
3月号・連載第6回目が発売中です。

第5回と第6回の挿絵をご紹介します。はやいもので、連載が始まって半年が経ちました。
第5回


第6回


中年男性と高校生のコンビも、少しずつ進展中です。
物語の季節は、春のはじまりの頃。もうそろそろ、私たちも暖かな春が待ち遠しくなってきましたね。
次回をどうぞお楽しみに・・・
第1回からの挿絵はこちらよりご覧いただけます。
http://minakofujita.com/works/祥伝社『小説non』「ドアを開けたら」大崎梢・著
『小説NON』2017年11月号〜連載中
大崎梢・著『ドアを開けたら』第5回/第6回挿絵
発行・編集:祥伝社
ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』での隔月連載『音楽地図』。
ご紹介が遅れてしまいましたが、2月号の第10回「ポーランド」が最終回でした。


ショパン国際ピアノコンクールと、その開催地ワルシャワの旧市街

ワジェンキ公園のショパン像、ショパンの心臓が埋葬されている聖十字架教会、ショパン博物館。

ショパンの生家。

民族舞踏ポロネーズ、現代の作曲家ペンデレツキ。

バルバカン、民族舞踏マズルカ、ボレスワヴィエツ陶器。
隔月の連載でしたので、10回=20ヶ月間、各国のさまざまな音楽に触れる旅でした。
音楽は、その国の歴史・更にはその国の人々の暮らし、日常に根ざしていることを、改めて感じています。
素敵な企画にご協力させていただけて、嬉しい日々でした。
『ムジカノーヴァ』では、引き続き湯浅玲子先生との『楽器ミュージアム』の連載にて、毎号絵を担当しております。
こちらはまだまだ連載が続きますので、どうぞお楽しみに◎
☆『音楽地図』の連載挿絵は、こちらのページで順番にご覧いただけます。
http://minakofujita.com/works/『ムジカノーヴァ』内「音楽地図」連載挿絵
『ムジカノーヴァ』2月号 とじ込み付録「音楽地図」(監修:湯浅玲子/隔月連載)
第10回 ポーランド
発行:音楽之友社
『ボワットちゃんのひみつのはこ』絵本原画展、OPAギャラリーでの会期を無事に終えられました。春を待つ・寒い日々の中ご来場下さった方々、心にかけていただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。

昨年の夏の青山ブックセンターギャラリースペースでの原画展の時と、もちろん同じ内容をメインに飾らせて頂きましたが、展示の仕方・その場所のもつ雰囲気や力・それぞれの季節の纏う空気感によって、同じ絵でも同じ色でも少し感じ方が違う部分があり、とても勉強になるなぁと感じています。

この絵本は、ボワットちゃんが夢の中で次々といろいろな箱を開いていく物語なのですが、今回は「絵本ではまだ開けられていない箱の世界」をキーワードに、4点の新作も、あわせて飾らせて頂きました。

《jumped into the green world》
薄紫色のまあるい箱からは、フリージアに野いちご、マーガレット、白い野バラ・・・春のリースが飛び出します。

《song of the sea breeze》
ヨットの絵の箱からでてきた波に乗ってメロディーを奏でる、ボワットちゃんとコフレ。

《Wrapped in the bright light》
落ち葉の絵の箱をひらけば、そこは暖かな木洩れ陽に包まれた大聖堂。

《A feeling of the holly melody》
聖歌隊の箱をあければ、冬の街を家族と一緒に歩くボワットちゃん。

ボワットちゃんの開ける箱の中の世界は、決して特別なものではなく、私たちをとりまく日常世界とつながっている・・・そんな想いを込めた絵たちです。
ボワットちゃんの原画展は、少し期間があきますが、3月後半〜4月にかけて、今度は絵本専門のお店へと旅路を続けます。
また春にお目にかかれる時を楽しみに・・・。