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小説NON『ドアを開けたら』連載挿絵 No.9

祥伝社『小説NON』にて連載中の、大崎梢さんの書かれている『ドアを開けたら』。

連載第9回の挿絵です。

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疾走感のあった今回。物語はクライマックスへと走り出しました。

主人公のふたりが、それぞれに少しでも光のみえる方へ進んでほしいという想いがつのっています。

どうぞ次号もお楽しみに。

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初回からの挿絵は、こちらのページでご覧頂けます。

http://minakofujita.com/works/祥伝社『小説non』「ドアを開けたら」大崎梢・著

 

『小説NON』2017年11月号〜連載中

大崎梢・著『ドアを開けたら』第9回挿絵

発行・編集:祥伝社

『小説NON』『ドアを開けたら』連載挿絵No.7 No.8

祥伝社『小説NON』にて連載中の、大崎梢さんの書かれている『ドアを開けたら』
連載第7回、第8回の挿絵を紹介致します。

いま、第9回目の挿絵をつくっています!

第7回

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第8回

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初回からの挿絵は、こちらのページでご覧頂けます。

http://minakofujita.com/works/祥伝社『小説non』「ドアを開けたら」大崎梢・著

物語はだんだんと佳境へ進んでいっています。無事に完走したいです◎

次回をどうぞお楽しみに・・・!

 

新緑美しい時期のはずですが・・・最近はもう初夏を思わせる日々ですね。みなさま素敵なGWをお過ごし下さい。

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小さな額絵のご紹介

ティールグリーンの展示会場では、ボワットちゃんの絵本原画と合わせて、小さめの額絵も飾りました。

身近な植物や風景、旅先での情景、イメージの世界・・・小さい世界に想いをこめる作業は、いつも大好きです。

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《ティールグリーンの箱》

お店の絵柄の入った箱をひらくと・・・穏やかな風景と沢山の絵本を読んでいる女の子。お店のシンボルのカモの親子もいます。

絵本は、私が昔から好きだった「ちいさいおうち」や「みどりのゆび」「のばらの村の物語シリーズ」など、、小さいですが描きました。

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《アイビーのいのり》

聖家族の絵は、クリスマスの風景で描かれることが多いですが、いつの季節にもあてはまる美しい出来事なので、アイビーの緑に合わせて描きました。

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《for you…》

鉢植えで育てている、パルマスミレという品種のお花を。花びらがひらひらとフリルしている可憐なお花です。

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《spring has come》

チューリップにマメのお花、カーネーションにスカビオザ・・・春の花束のイメージです。

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《ドングリのむこうがわ》

まだ実が落ちる前、枝についたドングリと木々の造形が美しく、ずっと見ていたくなりました。ドングリの奥には光溢れる世界が・・・。

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《happiness》

いっせいに咲きだしたポピーの花を。蕾からお花が咲くまでの変化が、とても面白く美しい花です。

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《やなぎのこもりうた》

フランスの、ジヴェルニー。モネの庭での情景からのイメージです。

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《しあわせな時間》

好きな本をひろげながらのティータイム。ゆったりした時の流れを描きたいと思いました。

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《I’ll be always here for you  いつもここに》

いつも眺めている、ご近所にある大きなイチョウの樹です。まだ新芽のない、春待つ季節でしたが、

雀やオナガ、ヒヨドリなど、いつもたくさんの鳥たちの宿り木となっています。春夏秋冬、いつの季節に見ても、美しい樹です。

イラストレーションファイル2018掲載のお知らせ

玄光社より発売中の「イラストレーションファイル2018」
今年も下巻に掲載がございます。上巻は『あ~さ行』、下巻は『た~わ行』の方が載っております。

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今年度もまたひきつづき、よろしくお願いいたします。

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3月はじめにお花やさんで選んできた、ひとえのラナンキュラス。

花芽がたくさんついていて、少しずつつめながら、まだ楽しませてもらっています

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ベランダにも春がきています。

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今年は桜の見頃が早かった東京です。

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『ランドセル名作 3つのプレゼント』 内「しあわせな王子」挿絵

学研よりシリーズで刊行されている『ランドセル名作 3つのプレゼント〜小人とくつや けんじゃのおくりもの しあわせな王子〜』の中の、「しあわせな王子」の物語の挿絵を担当致しました。

絵本から読み物へと移るような時期のお子さんを中心に、短いお話、中くらいのお話、長めのお話、と読み進めていただけるよう、3つの物語で構成されたシリーズの7作目です。

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「しあわせな王子」はアイルランド出身の詩人・作家オスカー・ワイルドが原作者で、街の広場に立つ金色の王子さまの像と、男の子のつばめとの、愛おしく美しい童話です。

こどもの頃に読んでから、ずっと好きな物語です。王子のあまりの献身ぶりは心に響く読書体験で、初めて読んだ時には大きなショックも受けながら読み進めた記憶がありますが、読み終わると、優しさと尊さに溢れたこのお話の世界観に心から魅了されていました。

まさかこんな形で、このおはなしと再会できるなんて思ってもいませんでしたので、巡り合わせが本当に嬉しく、感謝しています。

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全体を通して、夜のシーンが多い物語。どこか暖かみのあるものにしたいと思い、いろいろな色・トーンで「夜」を描けたことも印象深いです。

間所ひさこさんの、やさしい語り口が柔らかくしみこんできます。

小さいみなさんだけでなく、年齢を重ねたみなさんにも、是非いまいちど、楽しんでいただけたら嬉しいなぁと思っています。

 

『ランドセル名作 3つのプレゼント』〜小人とくつや けんじゃのおくりもの しあわせな王子〜
「しあわせな王子」(オスカー・ワイルド 原作)挿絵

文:間所ひさこ
装丁:丸尾靖子
監修:横山洋子
企画編集:井上茜
発行:学研