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11月の個展"Les santons"のおしらせ

11月の個展のおしらせです。(展示期間まで、こちらの記事がトップにでます。その他の記事はひとつ下からご覧ください。)

藤田美菜子個展  “Les santons 南フランスの手仕事・サントン人形の世界”
会期:11/2(金)~7(水)
場所:OPAギャラリー
         〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-1-23 1F
          TEL   03-5785-2646
    表参道駅A2 A3出口より徒歩5分
時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
オープニングパーティ:初日の18:00~20:00まで
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南フランスで出逢った「サントン人形」という伝統工芸の人形の世界を描きます。
毎年クリスマスの時期になると、西欧の家庭ではキリストの降誕を表す手の平サイズの人形を飾る習慣があり、それが「サントン人形」です。フランスでは「Creche クレシュ」(飼い葉桶の意味)とも呼びます。
人形が作られるようになった歴史は古く、12,3世紀頃アッシジで始まったと言われています。フランスでは、教会が封鎖されクリスマスが祝えなかったフランス革命の時代に、プロヴァンス地方の人々が手作りするようになったのが今のサントンの始まりです。
「santon サントン」とはプロヴァンス語で「小さな聖者」の意味。
南フランスでは、キリスト降誕を表す人形の他に、日々の暮らしぶりや家庭生活、職業をあらわす人形が増え、今では工房ごとに100種以上の造形があります。職人さんがひとつひとつ、石膏の型から形を作り、手作業で余分なところを削り、最後に着彩して完成させています。
初めてこの人形をみたのは数年前、南仏のSt.Paul(サンポール)という村のお土産やさんでした。2,3センチと小さいながらも細かいところまで手が込んでいて表情もあたたかく、思わず手に取りました。
私自身はキリスト教徒ではありませんが、南フランスの風土や習慣、家庭の様子が伺えて、お気に入りです。のんびりとした雰囲気の人形ですが、昔から変わらない物がもつ凛とした強さも感じます。そんな人形たちの世界を紹介しながら、これまで見てきたフランスの様子が伝わるような、心地よくあたたかい空間にしたいと思っています。
日本ではまだあまり知られていないかもしれませんが、馴染みのない方でも楽しんでいただけるものにしたいと思っていますので、みなさま是非、遊びにいらして下さい!
ラベンダー摘みのお人形と。

展示のおしらせ

8月24日(金)から、「ポケ展」というグループ展に参加します。
おしらせ、遅くなってしまいすみません・・・。
総勢50名のイラストレーターが、ウォールポケットの一列、6ポケットを使って、小さな作品を自由にアレンジするという企画です。
『ポケ展 vol.1』
会期:8/24(金)~29(水)
場所:OPAギャラリー
時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
わたしは今回、“サントン人形”という南フランスで昔からつくられている人形を主人公に作品を描いています。
素焼きの人形に手彩色が施された、てのひらサイズの小さなものです。
ヨーロッパの家庭では昔から、クリスマス時期にキリスト降誕の場面を表した人形を飾る習慣があり、それがサントンのはじまりです。そこから、庶民の暮らしぶりや職業をあらわす人形が増え、今では100種を超える形がつくられています。
わたしのサントン人形 素朴であたたかい表情がお気に入りです。

 

言葉を添えてみたり・・・
ミニカードもつくってみたり・・・
50人それぞれの自由な小品が並ぶので、どんな風になるのか楽しみです。
お近くまでお越しの際には、お立ち寄りいただけますと嬉しいです!
11月の初めに同じOPAギャラリーにて、このサントン人形の世界を描いた個展も予定していますので、そちらもまた近々おしらせ致します!

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久し振りのブログになってしまいました・・・夏のアルバムを少し
まだまだ暑いですね・・・みなさん夏バテお気をつけてお過ごしください。

「ようこそ先輩展7」のおしらせ

 おしらせが遅くなってしまいましたが、5月8日(火)からはじまるグループ展のおしらせです。

「ようこそ先輩展7」
2012年5月8日(火)~5月20日(日)
ギャラリークリエイトにて
〒107-0061港区北青山2-7-56 メゾン青山2F
Tel 03-3405-1601
東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口より徒歩2分
11:00~19:00まで(最終日は17:00まで)会期中無休
初日18:00~オープニングパーティがあります。
イラストレーションの学校・青山塾に通っていたときからお世話になっている方のおひとりである舟橋全二先生と、学校での先輩や同期の12名とのグループ展です。
出品作家(敬称略)
舟橋全二 会田菜美 門川洋子 佳矢乃 河下智美 澤奈緒 竹井千佳 長谷川洋子 藤田美菜子 先斗ポン太 村田善子 森学 山崎若菜
先生からのテーマは「sexy」です!
「えっ、わたしが!?」というテーマでしたが(笑)、画面から美しさが感じられるようなものをつくろうと楽しみました。
お時間が許しましたら、お立ち寄りいただけましたら嬉しいです!

ご来場ありがとうございました

土曜日に、「クリスマスに起こる奇跡 5つの食卓展」会期が終了しました。師走の慌ただしいなかご来場下さったみなさま、気にかけて下さったみなさま、ありがとうございました!ご一緒させていただいた、カトウさん、小関さん、林さん、もときさん、そしてギャラリーのみなさま、お世話になりました、ありがとうございます。
展示の様子です。
ルドウィヒ・ベーメルマンス作「山のクリスマス」(1953年初版・岩波の子どもの本)の、表紙、挿絵イメージを2点、そして想像上のディナーの絵を展示しました。
主人公ハンシが、オーストリアのチロル地方にあるおじさんの家ですごすクリスマスのお話です。作者のこどもの頃の体験がもとになっている穏やかなストーリーにあうような、クラシックで懐かしい雰囲気の絵本をイメージしました。
表紙のイメージ
クリスマスプレゼントをもらうシーン
クリスマスイヴの夜のシーン
ハンシが食べたであろう想像のディナー。チロルの伝統料理を描きました。
展示した以外にも何場面か挿絵を描いてみたので、手作り感満載ですが絵本仕立てのものをつくってみました。
もうすぐ本当にクリスマスですねあっというまに年の瀬です・・・
この間の皆既月食、みなさん見られましたか!?
月と太陽と地球が、みな一列に。家の前で、とても綺麗にみえました。すごいなぁ、宇宙。

在廊時間の変更のおしらせ

 クリスマス絵本を題材にしたグループ展「5つの食卓」が、月曜日からはじまりました。毎日寒い日が続いていますが、ご来場下さったみなさま、ありがとうございます!

明日明後日の在廊時間の変更のおしらせです。
明日は、15時頃から在廊予定だったのですが、どうしても会場に行けなくなってしまいました。。。すみません。最終日の土曜日は、ギャラリーの開く13時~18時のラストまで会場にいる予定です。
直前のご連絡となってしまってごめんなさい。
とても暖かい空間になっておりますので、お立ち寄りいただけましたら嬉しいです。
「クリスマスにおきる奇跡 5つの食卓」展
 12月5日(月)~12月10日(土)
13:00~20:00まで(最終日は18:00まで)
オープニングパーティーは12/5 18:00-20:00

こんな、絵本仕立てのものをつくってみました~。会場に置かせていただいています。