今日は1日、しとしと雨の東京です。
ひと雨ごとに、季節がうつろいゆくような毎日ですね。
どんな時でも、自然はすすんでいます。
私も、心安らぐ色、場所をもとめて、心をかけて、手をうごかそうと思っています。
少しずつ、こちらでもご紹介できたらな、とおもいます
《アイリスの便り》
《みどりのむこう》
10年以上前に、フランスのジヴェルニー、モネの庭を訪れた時を思い起こしながら・・・。
なつかしく、また必ずおとずれたいと思っています。
季節は1日1日とうつりかわり、4月も半ばをすぎましたね。
ピアノの月刊誌『ムジカノーヴァ』5月号にて、巻末のポスター、《piano作曲家マップ》に協力いたしました。
ヨーロッパを中心とした世界地図の絵と、いろいろとこまごまと絵を描いております。
以前挿絵を担当していた「音楽地図」という連載から派生した特大ポスターで、以前描いた各国の挿絵もところどころに登場しています。
完成したものを眺めながら、世界各地を自由に羽ばたける日々の訪れを、心から願いました。
『ムジカノーヴァ』5月号
とじこみポスター「piano作曲家マップ」挿絵
発行・編集:音楽之友社
刻一刻と変化していく状況に、
わたしたちひとりひとりが、心をかけなくてはいけない日々ですね。
そういう今、わたしの心になぜかふっと思い浮かぶのは、草原や土、大きな樹々、広い空、雄大な自然の情景です。
どの星も、どの土地も、どの場所も、今の自分たちだけで成り立っているのではなく、
そこには、むかしむかしからの人たち、あるいは目には見えない存在たちの、
苦労や、喜びや、慈しみ、時には悲しみが積み重なっての「今」がある、ということを、よく考えています。
わたしにとって、土や緑の匂いや、踏みしめる大地は、
遠くのひとたちと繋がることのできる 時をこえた大切な存在で、
それらを大切に守っていかなくてはいけないと思っています。