朝日新聞出版より発売中のAERAムック『西南学院大学 by AERA』にてイラストレーションを担当しました。
福岡にある西南学院大学。はじめてキャンパスの雰囲気を知りましが、松をメインに緑が多く、伝統ある煉瓦作りの建物やチャペルが素敵です。お借りしたたくさんの写真や資料からは、とても穏やかな空気の流れを感じました。
ムック内の綴じ込み部分、「Seinan Gakuin Campus Life 」内の絵を描いています。
扉絵のイメージには、大正時代に竣工された赤レンガの大学博物館と、松林を。
そしてキャンパスとグラウンドのマップも描きました。
巻頭にはキャンパス内の写真ページがあったり、OBの方々の寄稿やクラブの紹介など大学の魅力が凝縮された一冊。これから大学に行かれる方も沢山手に取って下さると思うとドキドキします。


大学の持つ雰囲気に寄り添えるような誌面になっていたら嬉しいです。福岡に行ったら、キャンパスに立ち寄ってみたいなと思っています。
『西南学院大学 by AERA』
朝日新聞出版
デザイン 渋沢企画
コーディネイト vision track
8 Comments
へえ、こういうお仕事もなさるのですね。大学関係者のかたは、どこで美菜子さんを発見したのでしょう?
佐藤千秋@橘高校さま
コメントありがとうございます。今回は、ご依頼は大学からではなく、イラストレーションのエージェントさんからのご紹介でした。絵が必要な媒体は、まだまだ色々なところにあるのだろうなと思います。
なるほど。美菜子さんは、大学の「写真」と大学の「絵」は、どのように違うとお考えですか? 美術史のなかでは、現実を精密に模写した絵が、価値の高いものと考えられた時代もあったはずですが、現代の「絵」の存在意義は明らかに、異なるもの(異なる意味を付与されたもの)だと思うのです。なんだか理屈っぽいコメントで、失礼いたしました。
西南学院大学OBです。西南学院キャンパスは校歌にもあるように松の緑がいっぱいありスクールカラーも緑です。卒業して何年経ってもキャンパスに行くと心が落ち着きます。
素敵なイラスト有難うございました。
佐藤千秋@橘高校さま
答えになっているかわかりませんが、毎回お仕事で描くときは、「完成」というゴールがあって、そこに向かって色々な職のみなさんが関わって、合わさってひとつのものを作る、と思っています。この本も、写真、デザイン、文章、情報、イラストレーション・・・表現方法は違っても、みんなの「いいもの」を凝縮した一冊だと。
今回の本は、写真での情報が多くイラストレーションを使った部分がひとつだったので、「リアル」と「イメージ」の合間のような、キャンパスへの想像が広がるように、とおもって作りました。
吉田さま
絵を見て下さり、ブログへのコメントもありがとうございます!キャンパスをご存知の方にそう言っていただけて嬉しいです。
入口の松の並木、すごいなぁと思いました。深い緑色が印象的です。
「学校」ならではの、守られているなぁという安心感は、卒業してから校舎に行くと、更に強く感じるように思います。
藤田さん、こっちから失礼します。
何気にブログを見ててビックリ。
これ、我が母校です。文学部英文学科、中退(笑)。
それにしても、なんという偶然!うれしいわ。
ではまたね。 もとき
もとき理川さん
もときさん、コメントありがとうございます。今日メールを送った後に、コメントに気がつきました。そうだったのですね☆すごい偶然、嬉しいです!巻頭の校内の写真もノスタルジックな雰囲気なので、もしお見かけの際には手に取ってみられてください~!きっと懐かしい気持になるかと!