少し前ですが、サントリー美術館で開催中の 清方ノスタルジア にいってきました。
明治から昭和にかけて活躍した鏑木清方の作品がたくさん見られる 素敵な空間です。
清方の描く女の人は、江戸の風俗や浮世絵から着想を得たような美人画が多く、でも江戸時代にはない色彩や表情をしていて、とても上品でした。透きとおるような美しさです!
大作だけでなく、歌舞伎の踊りの小さなスケッチや、季節の果物・植物を描いた絵日記のようなものも展示されていて、小さくて可愛らしかったです。清方の日常を愛する心が伺えました。
今回、清方さんの描く女性たちが身につけていた着物にあった柄から、素敵だなと思った模様や紋を描いてみました。
左に描いたのは、以前歌舞伎で見た《鬼揃 紅葉狩り》の更科姫(このあと後半で鬼になるんです!)歌舞伎の色彩って、独特の色合わせ。美しいですよね。
清方ノスタルジアー名品でたどる鏑木清方の美の世界
サントリー美術館
~1月11日まで
展示替えがあるようで、もう一度行きたいな、と思っています。
4 Comments
ああ、いいなあ。歌舞伎の色彩は独特で、お祭りみたいな賑わいがありますね(あの独特な空間も……とはいえ、わたしはいつも天井桟敷、外国人の観光客と並んで、見ることが多いのです)。
菊五郎、勘三郎、吉右衛門、仁左衛門、海老蔵……今年は忙しくて、歌舞伎座改築前に行きたいと思いつつ、足を運べませんでした。ひいきの役者がいらっしゃいますか?
わ~~~みなちゃんの絵キレイ!!
みなちゃんの絵の色、空気感に、いつもやさしくはっとさせられます。
鏑木清方ってちゃんと読み方わかっていなかったんだけど、繊細でほんと美しい絵だね。いってみよう♪
私は上村松園もすきです★
左の絵きちんと描いている感じがスゴく良いっすね!
藤田さん好みじゃないかもしれないけど、こういう色使いの方はパキっとしていいですね(^^)。
佐藤千秋@橘高校さま
歌舞伎の色、確かに日本のお祭りを思い出しますね!
ひいきの役者さんは特にはいませんが、家族が歌舞伎好きで
歌舞伎座にはよく行きます。休憩時間に、お店を眺めるのも楽しいですよね。金平糖とかたいやきとか・・・おなかは空いてなくても買ってしまいます 笑。
サワナオちゃん
わたしも、松園さん好き。すごーく柔らかい表情を描いていて素敵だよね。
少し前に、サワナオちゃんがブログで日本文化のことを描いていて、とっても面白かった!日本人ならではの感覚、持っていたいなと思います。
宮坂さん
嬉しいコメント、ありがとうございます。
濃い色も、どんどん使って行きたいなと思っていて。
歌舞伎の色使いは、どれをとっても賑やかなので、勉強になりそうです☆