慶應義塾大学のアート・センターから毎年刊行されている読み物『Booklet 』の第25号『シェイクスピア —拡張する世界』にて、口絵を担当致しました。
シェイクスピアの没後400年に当たる2016年からのご企画で、演劇的視点にとどまらず・絵画、詩作品、社会、文化・・・多角的な視点からの論考集です。
シックかつインパクトのあるブラックの表紙をめくったところに、絵を掲載いただきました。
「シェイクスピアの窓 Shakespeare’s Window」と題し、物語を紡ぐシェイクスピアと、いくつかの戯曲からセレクトしたイメージをちりばめました。時を超え、普遍的に読まれ楽しまれていくであろうシェイクスピア作品へ思いを馳せながら・・・。
この絵を描くにあたり、学生時代に読んだ戯曲を再読しましたが、新鮮な感動を覚え、その魅力を再認識しています。
本をあけるとまずはじめのページにありますので、ここから読み物の世界へとページをめくりたくなるような気持ちになっていただけたら嬉しいです。
編集・発行 慶應義塾大学アート・センター