発売中のヤマハのムックシリーズ『モーツァルト大解剖!』

本の中の「モーツァルトのウィーンを歩く」というページ。ウィーンの絵地図を描いております♪
モーツァルトの宿泊跡や居住跡が20カ所程あるウィーンの旧市街を中心に、彼のゆかりの場所やホール、他の作曲家にまつわる名所、ウィーンのモニュメント等を描いた市街地図です。35年の短い生涯のなかで、モーツァルトは17回も(人生の3分の1の時間!)旅をしているのだそうです。そして800以上もの曲を作曲しています。ウィーンの中でも、宿泊地や居住地をころころと変えているようで、ひとつのところにとどまらない(とどまれない?)体も心も「落ち着く」こととは無縁の人だったように思われました。
原画はこんな感じです。

ウィーンの街のことを初めて調べましたが、こじんまりとした旧市街の中に、音楽にまつわる建物や像が本当にたくさんあります!まさに音楽の都です☆
地図を描くのは、間違いのないように、建物やその街の雰囲気がでるようにと、神経を使いますが、行ったことのない土地のことを少しですが知ることができるので、楽しい作業です!
下は、マップのまわりにちらしていただいた絵たちです。



ウィーンにはまだ馬車が走っているようです。
中学の時、音楽の授業で観た、映画「アマデウス」にも、馬車がでてきました。夜の真っ暗なウィーンの街を馬車が急いで走っているシーンで、バックにモーツァルトのレクイエムが流れていました。何か不穏な雰囲気が漂っていて、すごーくわくわく(笑)しました。あの映画、とても面白かったです!
毎回一人の作曲家にスポットを当てて、その生涯や逸話、そして全曲リストもついた贅沢なムック本です。書店でお見かけの際には、是非お手に取ってみられてください!
ヤマハムックシリーズ
『モーツァルト大解剖!』
編集:株式会社トーオン 有限会社モーヴ社
版元:ヤマハミュージックメディア
3 Comments
行ったことのないウィ-ンにおもいを馳せることができます。
香りたかい街のようですよね!なぜか薔薇の紋章がにあう。
ザッハトルテもおいしそう!
おお!ついに手描きマップの登場ですね。
marikoさま
私もウィーンに行きたくなりました!アールヌーヴォーなどの美術の分野でも魅力のありそうな町ですよね☆
佐藤千秋@橘高校さま
コメントありがとうございます。そうですね、マップはやっていきたい仕事のひとつだったので、嬉しいです。