岩波書店より発売中の、青木晴海さん著・『生きのびるためのがん患者術ー伝わる「ことば」の使い方』装画を担当しました。

現在もがんの治療を続けられている著者が、がんの告知を受け、入院・治療生活を送るなかで自分の意思を「ことば」にして伝え続けることによって、状況や環境、自分の体がどう変化していったのか、それをとても具体的な言葉で綴ってある本です。
著者の方のご依頼をベースに編集さん、デザイナーさんとご相談させていただきながら描きおろした絵が装画となりました。晴れた日の海の見える風景です。
表紙は画用紙のような触り心地の紙で、あたたかみがあります。
とても静謐なデザインを施していただきました。
自分の治療に関することから、病室での同室者とのコミュニケーション、友人や家族とのことまで、自分の体と日々どう向き合っていきたいかを考えるための「術」がつまっている一冊です。伝えたいという想いが、本当につまった本です。沢山の方に読んでいただけるとうれしいです。
書店でお見かけの際には、是非お手にとってみられて下さい。
青木晴海・著
岩波書店
BD・後藤葉子(森デザイン室)
5 Comments
みなちゃん遂に出たんだね!とっても素敵な表紙だね。きっと著者の方も喜んでいるだろうね。
これ凄い読みたい。買います!
ちかちゃん
ありがとう!!金曜日もありがとね☆
ちかちゃんのも楽しみにしてるよ☆9月にまたね~。
この本を切実なお気持ちで、手にとる方々のこころを、ほっとさせるような、色づかいのイラストですね。いいお仕事ですね。わたしも読んでみます。
大変ご無沙汰しております。いつもご活躍はブログで確認しつつ、なかなかコメ出来ずで(^o^;
フランスでまたさらに、良き感性を磨かれたんでしょうね☆
11月の個展も楽しみです!伺えるかは微妙ですが、またブログ等でも~♪
この本、とても興味深いです。美菜子さんの癒しが、さらに、病いから、救ってくれそうです!ぜひ購入いたします☆
佐藤千秋@橘高校さま
ありがとうございます。本当に、すぐに実践しようと思えることが沢山詰まっているので、必要な方の手元へたくさん届くとよいなと思っています。
もりもりさま
いえいえ、いつも読んで下さっていてありがとうございます。この本を読むと、自分のいまできることを大切にやらなくちゃと思います。
11月のことも、またお知らせさせていただきますね。