インスピレーション☆

最近、こどもが主人公の本をよく読んでいます。
子どもの頃にでた、岩波少年文庫創刊40周年記念の特装版。ウィリアム・モリスのカバーが素敵です。「みどりのゆび」はジャクリーヌ・デュエムの挿絵も楽しめて、これまで何度も読んできたバイブル。「クローディアの秘密」は十数年の時を経て、実は初めて読んだのですがとても面白かった!
「トムは真夜中の庭で」の中に、主人公が、お屋敷の塀にのって向こうの街を見渡す場面があります。そこを読んでいて、フランスのシャルトルという小さな町を思いだしました。大聖堂の裏庭の塀から、ちいさな旧市街が見渡せます。高い建物がなく、穏やかで空がひろく見えました。いいところだったなー。

最近の展示記録。
銀座グラフィックギャラリーでの「プッシュピン・パラダイム」
プッシュピンスタジオのイラストレーションのすごさに頭が飽和状態になりました・・・
感想がうまく言葉にならず・・・
庭園美術館の「香水瓶の世界」
小さくて可愛いもの好きにはたまりません 11月28日まで 
国立近代美術館「上村松園」展
表情や色合いが以前から好きでしたが、改めてたくさんの作品を見ると、構図や余白のとりかたがとても美しくて勉強になりました 10月17日まで
Bunkamuraザ・ミュージアム「フランダースの光」 
20世紀の初頭、ベルギーの都市にうまれた画家たちが田園の風景を求めて移り住んだ、フランダース地方の小さな村々の風景画にスポットを当てた展示です。
チラシの絵にもなっているエミール・クラウス、初めて知りましたが作品にひきこまれました!やっぱり風景画が大好きです。
きっとフランドルの光や草や空は、こんな風なんだろうな~と思う、気持のいい光の描写。
クラウスの絵がフランドルの光をあらわすように、ターナーの絵はイギリスのちょっと重たい空や空気を思わせるし、モネの描く風景はフランスのパリ近郊の明るさが漂っている気がします、描いた場所の空気を感じさせる技を身につけるってすごいことだと思います。。。
11月には今年最後のグループ展があります!今年の展示締めくくりに、いいものになるようがんばります

2 Comments

  • プシュピンパラダイムのこの展示会はとても行きたかった!PCなどで少しずつまた書籍で見ていきたいと思います。このスタジオの残したものほんとにスゴイ!いつまでも新鮮!

    | mariko | Posted 2011/05/25 at 11:40 AM
  • marikoさま
    プッシュピンスタジオの展示は、本当に、いいな!とおもうアイディアばかりで、頭がパンクしそうになりました。。。すごいです。

    | みなこ | Posted 2011/05/26 at 12:53 AM

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